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ゴミ収集の仕事と聞くと、毎日朝オルゴールを鳴らして可燃ごみを回収する作業だと思われますよね。
見た目で「あ~ゴミだけだったらポイポイ入れればいいんでしょ?」
「いや~臭そうじゃん」「大変そうじゃない?」と色々思われることがあると思います。
実際暑い時期は大変です、ニオイもゴミ汁がかかると臭いがついてしまいます。
そんな経験を踏まえて仕事内容や給料面などゴミ収集作業員についてまとめてみました。
これからゴミ収集の仕事に就きたい人は、これを見て参考にしてください。
ゴミ収集の仕事内容は?
ゴミ収集の仕事は、清掃局が行っている仕事と、事業者系のごみを扱う回収業者とに分かれます。
毎日家庭で出る生ごみや、不燃ごみの回収を行う仕事です。
作業員は人手が足りない場合募集もあり、自治体によってはバイトや派遣を使う場合もあります。
ゴミ収集は公務員の仕事なの?
ゴミ収集は、自治体によっては公務員扱いの所と、委託業務によって地方のゴミ回収業者が行っている場合があります。
委託業務会社の場合は、公務員とよく間違われるが普通の会社員となります。
委託業務の場合は、自治体から委託を受けた仕事の他に別の事業系のごみを扱ったり、他の作業がある会社もあります。
ゴミ収集の仕事のタイムテーブル
ゴミ収集の仕事は、決められた曜日に回収に伺います。
自治体によっては、1週間に2回の可燃ごみを回収となります。
ゴミ収集車には3人乗り込みます、運転手・回収作業員2人でパッカー車やロータリーローダー車のゴミ回収車があります。(自治体によって異なります)
持ち物はゴム手袋・水筒・タオルは必須ですほかにも移動の際に糖分や塩分吸収の為飴やお菓子を持ち込む作業員もいます。
ゴミ回収車は何台かに分かれていてコース順に一週間で別のコースとなります。
一般的なタイムテーブルはこの様になります。
- 朝8:00~ 始業(回収現場に向かいます)回収現場は1週間でコースが変わります。
- 8:00~12:00 ゴミ回収(12:00には会社に戻ってきます)
- 12:00~12:55 昼休憩(食事や体を休めます)
- 13:00~ ゴミ回収
- 15:00~16:00 回収終了して車両の清掃及び別作業開始
- 16:00~17:00 終業
自治体によっては、15:00で終わるや夜間ゴミ回収を行うところがあるようですが、今回は地方で経験した時間をそのまま書いています。
ゴミ収集の仕事はきついのか?
仕事内容は見た目きつそうに見えたり、ゴミを入れるだけだから楽そうだと思われますが実際に経験するとこんな感じです。
季節によって嫌な時期と好きな時期が出てくる
一番きついのは夏です。
猛暑で日中は地獄です、ゴミ収集車が満タンになるまで大体通常時間だと30分から40分ぐらいかかる場合もあり、汗が半端なくで出来ます。
冬場は防寒着で重装備をする人がいますが、ゴミを拾い始めて少ししたら防寒着は必要なくなってきます。
どちらかと言えば、冬場の方が着ているものが脱げるだけ楽かもしれませんね。
一番気持ちが落ち込むのは雨の時期
ゴミ回収をしていると、天気で気分が変わってきます。
特に雨が降ると着るものが変わります、カッパを着て車に乗り込みます。
夏の季節の雨は着ている中から汗がでてきて、動きにくいため雨の日は仕事が特にやりにくいです。
ニオイはつくのか?
ゴミを回収していると、ニオイは衣類に付いたりするのか?と思われますがこれはゴミ汁がかからなければ大丈夫です。
ゴミは決められた日に、一般の方が出してくれますが中には穴が開いていると汁が漏れてズボンにかかったりします。
これが発酵してると生ごみ臭がついてしまいます。
パッカー車の場合、詰め込んでいくと止まるちょっと前には音が変わります、そこで真後ろにいるとゴミ汁が飛び散る場合があります。
会社では洗礼を受けると呼ばれています💦
先輩方から、そこには立つなよと注意されるはずですが、新人の時はゴミ汁の洗礼を受けてしまいます。
しかし、汚れた場合は、会社に戻り洗濯することも可能なので、家に臭いを持って帰ることはありません、シャワーも完備してもらっているのでシャワーを浴びてかえれば自分の家に臭いは持ち帰らなくて済みます。
ケガはするのか?危なくはないのか?
安全対策はとられているので、ケガは少ないです。
よくゴミ収集車で巻き込まれるから怖いんじゃない?と思われますがパッカー車の後ろには緊急停止ボタンが左右に一つボディ下に停止バーもあるので作業員2人で注意していればケガも少ないです。
しかし、ゴミの中にあるものでケガをするときはあります。
焼き鳥の串やバラの棘などが入っているとゴミを持ち上げたときに手に刺さってしまう事もあります。
他にも思いゴミを持ち上げるときに、ゴミ袋が破れて起こる自分パンチは眼鏡が吹っ飛ぶ場合があります。(メガネが曲がった時があります)
軽いケガはありますが、大きなけがは無理をしなければおこりません。
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ゴミ収集の給料体形はどんな感じか?
給料は年齢によって変わってきますが、手取りで18万から28万程度でしょうか他の業種と比べて低いと思います。
ボーナスも年に2回はありますが多くは期待できないでしょう。
残業や休日出勤などをうまく使えば給料面もカバーしやすいですね。
休みや有休はとりやすいのか?
今は有給消化しないといけない時代なので、取りやすくなっています。
体が資本なので体調が悪い場合は仕事にならない場合があるので休ませてくれたり、半休も取れる環境です。
昇給はあるのか?ボーナスは?
会社によって違うとは思いますが、昇給は期待しないほうがいいかもしれません、ボーナスは出るだけいい方かもしれませんね。
作業着は支給してくれるのか?
作業着は支給してくれています。
ゴム手袋・ヘルメット・軍手・替えの作業着・靴・タオルまで支給してくれています。
雨の日のカッパや長靴も支給してくれるので安心です。
もちろん退職するときは返却が必要ですの大切に使いましょう。
ゴミ収集の仕事でメリットとデメリット
ゴミ収集の仕事をしていてメリットとデメリットは何でしょう。
特に感じたことはこの様なことがあります。
ゴミ取集のメリット
- 定時に帰れる
- 体が鍛えられる(慣れてくると太りだします)
- ストレスはあまりない
- 仲間が出来ると楽しい(同じ趣味やスポーツをしている人も多い)
- 作業着は支給してくれる
ゴミ収集の仕事のデメリット
- 夏場は暑い
- 給料とボーナスが低水準
- ニオイがつきやすい
- 汗臭くなる
- タバコ臭がつく(タバコを吸っている人が多い職場です)
ゴミ収集の仕事についての疑問
各自治体によっては、色んな条件が違ってきますので確認は自治体のゴミ回収業者で確認してください。
仕事内容で疑問と思われることで、いまから就職を考えている人向けに疑問点をあげてみました。
大型免許は必要なの?
必要ではないです、しかし普通免許は必要となるところが多いでしょう。
免許もAT限定は採用されないわけではなく、MTも使えるようにしてくださいと言われる場合もあります。
何故ならパッカー車などの特殊車両は、マニュアル車が多いため今後入社してから運転手になることもあることを見越して普通免許は必要です。
大型免許は、あればいいくらいに考えておきましょう。
ショベルやリフト免許は必要?
これもあればいいくらいです。
ゴミ回収業者が、どのような仕事をしているのかで評価が変わってくると思います。
自治体のゴミ回収と、産業廃棄物を同時に行っているような会社なら、持っていると優遇される場合もあります。
どの様な経験があったら優遇されやすいのか?
そこの企業がどの様な仕事をしているかで変わってくると思います。
トラックで荷物を運搬したり、一般家庭のかたずけなどを行っている会社だと特殊車両を運転できるスキルなどが優遇されるスキルの一つです。
しかし、そこまで考えなくてもいいと思います。
明るく元気なら採用されることが多いのです。
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どこで仕事を探すのか?
ゴミ回収作業員の仕事はハローワークや地域のフリーペーパーでも乗っていることがあります。
特に今ではネットでの検索も簡単に出来るようになりました。
そこで探してみるのもいいかもしれませんね。
ゴミ回収でも自治体からの委託業務の会社と、産業廃棄物を取り扱っている会社では仕事内容が異なりますので、じっくり仕事内容を見てから現地に行って確認してみたほうがいいと思います。
※今回の内容は実体験をもとに書いています、他の会社とは異なるところもあります。
ごみ出しについてのお願い
ゴミ出しについて、いつもは決められた時間に出していると思います。
自治会によっては8時までに出しておいてくださいと書いてあると思います。
しかし、回収する側はその時間にちょうどの時間に行けません、順番で回収を行うため時間帯が午後になったりする場合があると思います。
年末年始や休みの後には、大量に可燃ごみが出るときがあります。
そんな時は、人員や回収車を増やして回収を行う場合があります。
そこで「いつもと同じ時間にこない」「早くない?」「もう回収したの?」などのクレームを入れる人もいます。
もっとひどい人は、ごみがカラスや猫などが散らかしているのを拾って当たり前にように言われる人もいるようです。
この時期、回収する人たちも感染しないように注意をしていますが、恐怖もあります。
出来ればごみは破れないようにネットの中にちゃんとしまって、あまりパンパンに詰めないようにしておきましょう。
パンパンに詰めるとごみを回収車に投げ入れた時に回収車のファンで袋がはじけて飛び散るときがあります。
そのような現状があるので、できれば余裕をもってごみ袋を縛ってください。
あと、焼き鳥の串はそのまま入れておくと指に刺さります。
ごみを回収する人も今はいろんな対策をしていますが、できれば回収する人の気持ちも考えて出していただくと嬉しいと言われました。
- 決められた時間に出す
- 後から出さない
- 鋭利な串などはけがをしないように対策してください
- パンパンに入れない